この夏のactive learning

今年の夏休みは何かと追われていることが多く、あっという間にお盆も明けてしまって・・・。ここ数日の間は何か風邪のような状態で、喉の痛み、そして加えて今日はガラガラかすれ声になってしまいどうなることかと思ってたんだけど、昨日の英語教育学会の発表までは何とか持ちこたえてくれました。

 

今回の学会参加は良いも悪いも色々と考えさせられた。

ま、色々な考えがあるんだな、って感じ。

 

自分の発表については甘さばかり。確かに準備の時間がなかった、という言い訳はあるにしてもそれでは・・・。加えて、実践研究としての発表をいかに行うか、さらに進展させないと。

 

ただ、私が興味を持っている練習領域は、どうやらまだ日の目を見ていないんだろうな。なのでテーマにしても、内容にしてもさらにその面白さを押し出しているものである必要を感じました。

 

私が実践し、ふり返り協議の中から明らかになったことは、SLAではインプットは「量」が大事と言われているけど、中学校段階では「量」が大事なのではなく、インプットしたことを「どの程度取り入れることができているか」ではないか、ということ。

 

いわゆるインテイクし中間言語化へのプロセスをどう考えるのかって、いまいち現場では認識の薄いところかと思っているんだけど。この点を促す練習を構成したいと思っているけど、練習は一筋縄ではいかないんだよね。まー、それがうまくいっていないから、興味を抱くんだけども。

 

実践している活動自体の取り組みとして、どのようなことを生徒に取り組ませているのか、生徒はそこで何を学んでいるのか。活動と活動はただの羅列になっていないか。広義には生徒の能力、スキルを育成する授業カリキュラムになっているのか。考えるほど、面白いし難しい。私の能力だけでは到底考えの及ばないことばかりで困りますわ。

 

そういう意味でも少なからず研究者の先生方とも交流が持てたことは非常に良かった。中でも領域の近い方とは色々と意見交換できた。協同することに興味を示してくれてるし、実践レベルで検討したいねー。

 

いずれにしても、さらにthoughtfulな実践を現場から発信していかないと。反省は次に生かします。